のた犬のうまい猫めし

どら猫が作る、のた犬のための飯、略称、どら飯について語りつつ、各種技術、経済系セミナーに参加した報告、OSSいじってみた等のネタを入れていきます。更新情報はtwitterの@nota_inuにて。

第0回 モデルベースソフトウェア 開発コミュニティキックオフ「モデルベースソフトウェア開発コミュニティの説明」Actier COO 高崎健太郎氏

compassに掲載されていたモデルベースソフトウェア開発コミュニティに行ってみた。(ハッシュタグは、#mbsdc_japan)

 

 

モデルベースソフトウェア開発コミュニティキックオフイベントオープニング

 

主催者は、Actier COO 高崎健太郎氏。モデルベースソフトウェア開発を行っているベンチャー企業。従業員4名で、そのうち一人がウクライナ美女らしいw No MASAKARI。
会場は代々木で、HatchUPという勉強会スペース無料提供している場所らしい。電源はあり。
コミュニティはGoogleグループ。mbsdc-japan。「さくさく要件定義 勉強会」が次回のイベント。(「モデルベース要件定義テクニック」著者。)

 

炎上プロジェクトの経験より、要件定義がしっかりできておらず合意形成できていないこと、分析・設計に時間が取れず情報不足、設計しないものが作られたり急きょの作成で品質が悪い、などがあげられ、対策として、上流で火の手を上げないこと、シームレスに下流につなげること、がある。きちんと作成したモデルを処理の対象とし、業務使用をきちんとモデルで表現し、モデルをベースにコードを作成する。

人口は減っていくが、情報通信産業は、GDP、雇用者数がまだ伸びる傾向にある。その結果人材不足。そうすると生産性を向上するしかない。無駄を省く。(価値のないものを作る、必要なタイミングにない、同じことの繰り返し。)無駄を省くためにはきちんとモデルで合意形成を得ること、モデルベースでコード生成することでコピペプログラムは機械まかせにできる。→モデルベースソフトウェア開発。

モデリング言語を単なるデザイン言語としてではなく、プログラミング言語に近い形で使いモデル中心で開発することで、生産性向上、品質向上が図られる。抽象度が上がっていく中で、次なる進化として期待されている。(マシン語アセンブリ→オブジェクト→……)
モデルベースは2002-2006年頃ブームになったが(UML2.0頃)、すぐに開花せず育ってきつつあるテクノロジではある。MDA(Model Driven Architecture)は昨年ガイドラインが出た。EMF(Eclipse Modeling Framework)にも影響を受けている。